東京ゲームショウ2010

気づいたら一週間以上ブログを書いてない。ヤバい!仕事が切羽詰ってくると時間配分の能力がどんどん低下し、複数の物事をこなすということができなくなってしまう。

そんな中、今日は視察として東京ゲームショウへ行ってきた。早朝の雨が酷かったとか、事前登録者の入場列が超待たされたとか、出鼻を挫かれることが色々あったのだけれど、まあそれはよいとして……

今年のTGSは、何かプラットフォームを大きく変動させるような重大発表があったわけでもなく、各プラットフォームの成熟期といった観があったと思う。個人的に最も注目したのは、コナミの"Castlevania -Lords of Shadow-"だった。スペインのデベロッパMercurySteamによる制作という点がちょっと驚きだ。スペインのスタジオでコンシューマ機向けのAAA狙いタイトルを制作するという事自体があまりピンとこないのだけれど、もしこれが成功すれば面白い実績になりそうだ。

KinectとMoveは、同じ会場で展示されているのを見てみると、各々のとる戦略の違いが明らかになってくるように思える。Kinectの方は、売り方次第では基本パックで完結させることも可能で、商売的にも基本パックで元が取れるよう設定されているように見える。それに対してMoveの方は、もはや基本パックで元を取ることは考えておらず、ソフトウェア側の展開にすべてを賭けているように見える。

あと驚いたのは、The Behemothのブースがやたら存在感があったということ(上の写真)。特に何か大掛かりな展開があったというわけでもなく、ひたすらCastle Crashersをプッシュしていただけなのだけれど……いったいどういう経緯があって、こんな大掛かりなことになったんだろう?

ブースと言えば、神奈川工科大学大阪電気通信大学などのブースも、意外としっかりとしたつくりになっていて驚いた。これはビジネスや就職戦略的に云々というよりも、体験学習的な意味合いが強いのかなと思う。

AR.Droneもガジェット好きの注目を静かに集めていたようだ。この手の小さめのブースにも足を運んでみると発見があって面白い。