Hexspeak!

IBM Crash - dead beef! (Flickr)

Wikipedia: Hexspeak

Hexspeak とは,16進数を使った英語のスペリングのこと。恐らく最も有名なのは 0xDEADBEEF ("dead beef") とかで,未初期化メモリをマーキングするマジックナンバーなどに使われているのをよく見る。あとは,たしか Java のクラスファイルのマジックナンバー0xCAFEBABE ("cafe babe") じゃなかったっけな。

Hexspeak を使ったマジックナンバーは,まったく意味の無いマジックナンバーと比較すると目に付きやすいので,デバッグの際などに役に立つ。また, 0xDEADBEEF のように「絶対値の大きな負数の int 値」は,通常の処理の過程では生じにくいものなので,ユニークな値としての意味もある。さらに, 0xDEADBEEF のような奇数の値は,アドレスとして参照すると多くのケースにおいて例外を発生するため,「未初期化のポインターを踏んだ輩」を検出するためのトラップとしても働くようになっている。