サンフランシスコ出張


サンフランシスコでの一週間が終わろうとしている。次のピーター・モリニューのレクチャーを聴いたら,最後の1コマはスキップしてホテルに帰ろうと思っている。今は廊下の端っこに座って,これを書いている。無線 LAN が入るエリアが限られているものだから,みんなこんな感じで地べたに座ってノートパソコンを開いている。

初めてのサンフランシスコの感想は,やたらに日差しが強いこと,その割には肌寒いこと,空気が乾燥していて肌がガサガサすること,下らない建物でもやたらデカいこと,ケーブルカーに乗るのが楽しいこと……などなど。食生活については,結局最後まで満足いくことができなかった。気候と食事については,かなりの慣れが必要なんだろうと思う。

肝心の GDC の方はと言えば,英語がほとんど聴き取れなくて,苦しい思いをした。適当なヒアリング能力が無ければ,受講を有意義なものにすることは難しい。世界に触れ刺激を受けるという意味では,単に参加するだけでも効果はあると思うけれど,それにはコストがやや割高であるというのが気にかかる。

ともかく,これで初めての海外遠征はおしまい。個人的には楽しかったけれど,それ以上のことはあんまり無いかも。それでよかったのかな?


行きの飛行機では MacBook を持ち込んで,機内 DTM をやってみた。13 インチの MacBook ならエコノミーの席でもそれなりの余裕をもって開くことができる。エンジン音は多少気になるけど,まったく作業ができないというほどではない。飛行機内での暇の潰し方としては,それなりにいいものなのかもしれないと思う。

GDC 期間内もメモ取り用に MacBook を持ち歩いていたのだけれど,今度は重さが気になった。苦痛を感じるほどではないものの,確実に「荷物」を持ち歩いているな,という感覚がある。これは恐らく MacBook Air でもダメ。やはり,いわゆるネットブックぐらい小さなものでないと,気軽に持ち歩くことはできないと思う。