ピエゾ素子による衝撃検出

Piezo Element

前の LED マトリクスを使った水面エフェクトの例では,シールドに対して与えられた衝撃を検出するのにピエゾ素子を使用している。上の写真にあるピエゾ素子は千石電商で販売されていたもので,店頭では「圧電スピーカー」として扱われていた。通常,圧電スピーカーにはプラスチックのハウジングが付けられているのだけれど,センサーとして使う場合は,このようなハウジング無しの部品の方が使いやすい。

Arduino におけるピエゾ素子の使い方については,Arduino のチュートリアル建築発明工作ゼミさんの記事が参考になる。自分の場合は,下の写真のようにシールドの裏側にハンダで貼付けることによって,筐体に対する衝撃を検出できるようにした。

Piezo Element

基本的にはこんな感じで衝撃の検出が可能になるのだけれど,検出する衝撃が非常に大きなものになる場合(例えば固い棒で叩くなど)は,少し注意した方がいいかもしれない。ピエゾ素子が生み出す電圧が非常に大きなものになるかもしれないからだ。そういった場合には,ツェナーダイオードを入れることによって電流を逃がすようにした方が良いとのアドバイスもある。