Unityプロジェクトのバージョン管理

GitHubの有料プランを契約して、その非公開リポジトリにはUnityのプロジェクトを格納することにした。

そこで生じる疑問が、Unityのプロジェクトはどこまでがソースファイルなんだろう?ということ。Assetディレクトリにアセットが格納されることはすぐに分かるのだけれど、Libraryディレクトリには、色々と必要そうなファイルと、そうでないファイル(中間生成物的なもの)が混在しているように見える。これのどこまでをバージョン管理システムに入れておけばよいのだろう?

この疑問に対する解答は、リファレンスマニュアルのUsing External Version Control Systems with Unityのページにまとめられている。掻い摘んでまとめると、Editor Settingsの"External Version Control Support"をenableした後に、Assetディレクトリだけをバージョン管理に入れればOKだ。他にセッティング関連のファイルがいくつかLibraryディレクトリの中に存在するので、それもバージョン管理に入れるとなお良い。

ただ大変残念なことに、このExternal Version Control Supportの機能はUnity Proのみの拡張機能になっている。無料のUnity Freeでは、Libraryディレクトリ内のファイルもごちゃっと一緒くたにして、プロジェクト全体でのスナップショットを取るしかないようだ。

これはちょっと残念なことだと思う。バージョン管理はコラボレーションを行うのに必要なインフラだから、コミュニティを育てるという意味では無料版でもバージョン管理を使えるようにした方が良いと思うのだけれど……