SynthGlove ハードウェア実装

SynthGlove

ひとまずハードウェア側の実装は完了した。これまで別個に検証を進めていた,指の曲げセンサーの取得,キーパッドの取得,加速度センサー,等々を一枚の基板の上にまとめてある。キーパッドの取得にはシフトレジスタ(写真手前に見えるIC)を介すことにより,I/Oピンの節約をはかっている。写真奥に見えるDIPスイッチは,各種入力の有効・無効を操作するもので,DAW上でのMIDIアサインを行う際に余計な入力をカットする目的で使う。青色LEDは単なる演出用で,具体的な使い方は考えずに,とりあえず実装しておいた。

出力インターフェースには無難にMIDIを使用している。デバイスの特徴から考えると,できれば XBee を使ってワイヤレス化を実現したいところではあるのだけれど,そうするとまた追加でいくつかの検証を行わなければならなくなってしまうため,今回は見送ることにした。

今後はソフトウェア側の本格的な実装に着手する。